マニュアル駆動開発にて、マニュアルを書く時のそれぞれのフローにおける粒度とか、スコープとかは大事だと思います。

で、そういったところを解りやすくするために、「業務マニュアル」「運用マニュアル」「操作マニュアル」と3つのマニュアルに分けたわけですけど、具体的に私が考えているイメージは次の通りです。

「業務マニュアル」は、ユースケース図を書くイメージで書く。或いはマジカ!のイメージで書く。
「運用マニュアル」は、ロバストネス図を書くイメージで書く。
「操作マニュアル」は、アクティビティ図を書くイメージで書く。

それぞれの図に関して、マニュアルに実際に書くのではなく、開発者が各図を元に分析した結果をユーザに解りやすい形でマニュアルに記述するというのがポイントかもしれません。

ユーザがUMLやDFDやその他の記法を理解しているのであれば、それにこしたことはありませんが、そんなユーザは限られているという前提でマニュアル駆動開発は書いています。

ということで、各マニュアルで表すフローについては、たぶん一般的なフローチャート等に変換する必要があるものと思われます。