ユースケースポイント法の変形見積もり

みたいなものを考えてみました。
基本、ユースケースポイント法なんですけど、ユースケースポイント法のアクターの係数を画面の機能数、ユースケースの係数を、画面に付随するCRUDの数や、発行する帳票、伝票の数や計算処理の数などでカウントしていってみてます。

  • 基本的に、画面の機能数を(簡単=1 普通=2 複雑=3)、サブ画面を1とカウントします。ここがアクターの重みづけに相当します。
  • これ以下が、ユースケースの重みづけに相当します。
  • 照会画面は基本1で、サブ画面毎に+1します。
  • 異動画面にて新規・更新・削除の機能があれば機能数は3になります。その他、計算機能(税額自動計算機能等)があれば、その機能毎に(簡単=1 普通=3 複雑=5)します。
  • 帳票画面では、出力できる帳票の数が機能数になり、発行画面では、発行できる伝票や証明書の数が機能数になります。
  • 検索画面は基本1機能ですが、一覧表示画面等が含まれていれば、その表示画面毎に+1します。
  • バッチ処理に関しては、出力する帳票数毎に+1、更新するファイル(DB表)の数毎に+1、計算処理機能数に(簡単=1 普通=3 複雑=5)します。

異動画面の例)画面1+照会1+新規1+更新1+削除1+サブ画面3+サブ画面照会3+計算機能1 = 12

ここで算出した機能数を、未補正ユースケース・ポイント(UUCP:Unadjusted Use Case Point)として、後はユースケースポイント法と同じ補正を掛けていけばよいという感じです。

伝票や帳票なんかの複雑度も入れても良いような気もしますけど、まあ平均で1という事にします。

以前に、これよりざっくりした感じで、ユースケースポイント法を利用したことがあったんですけど、あの時にはそれで、うまく行った感じでした。

今回は、前回、何となくでつけていた係数に、ちょっと意味付けしてみて、うまくいくかどうかやってみようかなあと思います。

まあ、うまく行ったかどうかは、開発終了してみないと解んないんですけどね。